コエンザイムQ10の摂取に適したタイミングは?
コエンザイムQ10サプリをいつ飲めばいいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。
コエンザイムQ10は食後に飲むと吸収率が高まるため、食後に摂取している人が多いです。
ただし、飲み方に決まりはなく、基本的にいつ飲んでも構いません。
コエンザイムQ10は、長く摂取を続けることで高い効果を発揮します。そのため、摂取を続けやすいタイミングで飲むことが重要です。
基本的にいつ摂取してもよい
サプリとしてのコエンザイムQ10の飲み方に特に決まりはなく、いつ飲んでも構いません。
コエンザイムQ10には多くの健康効果や美容効果がありますが、基本的に即効性はなく、そうした効果は長期間摂取を継続することで十分に発揮されます。そのため、1日のどのタイミングで飲むかよりも、摂取を毎日継続することのほうが重要です。
コエンザイムQ10は、自分の生活スタイルにあった続けやすいタイミングで飲むことをおすすめします。
医薬品としては食後に摂取されている
いつ飲んでも構わないといわれても、タイミングに迷ってしまう人もいるでしょう。
コエンザイムQ10は医薬品としても利用されており、医薬品としてのコエンザイムQ10は「1日3回食後に服用する」と用法が定められています。
飲み方に迷った場合は、医薬品の飲み方を参考にして、毎食後にサプリメントを摂取してみてはいかがでしょうか。
サプリの1日分が2粒の場合は、朝食後と夕食後などに飲むとよいでしょう。
コエンザイムQ10サプリを飲むおすすめのタイミング
飲むタイミングに迷っている人のために、コエンザイムQ10を摂取するおすすめのタイミングをご紹介します。
食後
医薬品のコエンザイムQ10は食後に飲むよう用法が定められており、サプリも食後に多く摂取されています。
・食後は吸収率が高まる
コエンザイムQ10には油に溶けやすい性質があります。コエンザイムQ10は、油の吸収に必要な胆汁酸の働きによって体内に吸収されます。胆汁酸は食事に伴って腸内に分泌されるため、食後にコエンザイムQ10を摂取すると体内への吸収率が高まります。
コエンザイムQ10の吸収率をなるべく高めたい場合は、食後の摂取がおすすめです。
・食後は胃の負担が少ない
空腹時にサプリメントを飲むと胃痛や胸焼けを感じてしまう人がいます。そうした胃が弱めな人も、食後に飲むのがおすすめです。食後に飲めば胃の中の食べ物が胃酸を緩和してくれるため、空腹時の摂取に比べて胃の負担が軽減されます。
・食後の摂取は忘れにくい
食後は薬を飲むのと同じタイミングであり、摂取を忘れにくいというメリットがあります。
コエンザイムQ10は長く摂取を続けることで高い効果を発揮します。飲むのを忘れにくいのは、摂取を続けるうえでとても重要です。
起床後
コエンザイムQ10を起床後に飲むのもおすすめです。
コエンザイムQ10を摂取すると、約6時間後に血中量がピークを迎えて、その後は徐々に減少します。
コエンザイムQ10には、細胞のエネルギー産生を促進する効果があります。朝にサプリを摂取すれば、日中の忙しい時間帯のエネルギー量を増やすことができます。
運動する数時間前
コエンザイムQ10には細胞のエネルギー産生量を増やす効果があり、運動前に摂取するのも効果的です。
コエンザイムQ10は摂取後6時間程度で血中量が最も高くなるため、運動中にピークを迎えるよう飲むタイミングを調整しましょう。
就寝前
コエンザイムQ10は美容にも効果的で、細胞を活性化させて肌の新陳代謝を促す効果があります。肌の新陳代謝は、寝ている間に活発に行われます。そのため、美容目的でコエンザイムQ10を摂取する場合は、就寝前に飲むのもおすすめです。
ただし、コエンザイムQ10の吸収には時間がかかり、寝る直前に水を飲むとトイレに行きたくなって眠りが浅くなる可能性もあります。そのため、寝る数時間前に摂取するようにしましょう。
複数回に分けて飲むのも効果的
コエンザイムQ10の血中濃度を高く保つために、複数回に分けて飲むのも効果的です。分けて飲む場合は、毎食後に飲むと摂取を忘れにくいためおすすめです。
医薬品のコエンザイムQ10も、1日3回食後に服用するよう用法が定められています。
コエンザイムQ10は継続することが大切
コエンザイムQ10を摂取するタイミングをご紹介しましたが、最も大切なのは摂取を長く続けることです。コエンザイムQ10は、摂取を継続することで高い効果を発揮します。
コエンザイムQ10の高い健康効果と美容効果を得るために、自分の生活サイクルにあったタイミングをみつけて、摂取を長く続けることをおすすめします。